2025年4月のラインナップ全面改定に伴い、レトロアクティブのメーターキットに2つのエディションを設定しました。違いはズバリ「センターパネルの仕様」だけだと捉えてください。スピードメーターやタコメーター、警告灯などは両エディションとも全く同じです。以下に、両エディションのセンターパネルの特徴を解説いたします。
ピクセルエディションの説明

昔懐かしいピクセル風表示
「Pixel Edition(ピクセルエディション’)」に付属するこのピクセル表示式のセンターパネル。ピクセル表示とは、「ステンレスメッシュ越しに浮かび上がるドット絵風のアイコン表示」です。0.3mm厚のステンレスパネルへ直径0.25mmの穴を寸分違わず配置するという加工現場泣かせのこの変態的仕様なのですが、苦労した甲斐あって最高のものに仕上がりました。普段見慣れた面白味のないアイコンたちも、こうやって見るととても可愛く思えるのが不思議です。サイト内のしっとりした写真ではわかりづらいですが、シルバー・ブラックともその光沢が特徴で、質感アップに大きく寄与してくれます。
問題なく車検に適合します
千葉県・群馬県・長野県の一部で車検不適合との報告を受けていた従来のパイロットランプ仕様とは異なり、このピクセル表示式に関しては純正のアイコンをそのまま表示するので車検で問題となることはありませんのでご安心ください。
クラシックエディションの説明

パイロットランプの趣
レトロアクティブ発売以降、国内外で絶大な支持をいただいているこのパイロットランプ仕様。男心をくすぐるメカニカル感、古き良き時代を思わせる懐かしさ。このパイロットランプ仕様のセンターパネルは「Classic Edition(クラシックエディション)」シリーズの全てに付属します。
車検の際の注意点
先述の通り、千葉県・群馬県・長野県の一部で「車検不適合」の報告を受けておりますが、今後その他の地域でも同様の判定を受ける可能性はゼロではありません(レトロアクティブのお膝元・愛知県では全く問題なくパスしております)。法規に則った文書の提出をしたにもかかわらず、不適合判定となる可能性があるため、当該書面の発行は停止し、車検時のみ純正に戻して車検を受けていただくべく推奨しています。速度計と回転計はレトロアクティブのままでOKで、センターパネルだけの交換で済みます。数分で完了できる作業ではありますが、どうかご理解のほどよろしくお願いいたします。